2009.03.31|desk
木版で模様作り
私が大学時代の卒業研究で北国の壁紙を作ったときに壁紙を作るために研究したウィリアム・モリスが木版をスタンプのように使い紙の上にインクをのせるように印刷していたことから、木版だったら私にもできる量産性の原点のような方法かもしれないと思い卒業研究で挑戦しました。使う人が手にするためには一定量作れることも大切なことことなので。木版は手でほり進めて行くことから、コンピューターでは表現できない素朴であったり、繊細でもワイルドな印象になると思います。写真の版木は北大の資料館でみた鉱石の断面がとても綺麗だったことからスケッチしそれを模様にしてみたものです。きらきらとしている様子を四角の組合せやとんがりで表現してみたものです。
2009.03.09|desk
春の雪
家の窓から見えるモミの木です。山の登山道近くなので春に近づく3月でも一歩進んで二歩下がるでゆっくりと季節が変わります。外は静な雪景色ですが作業場ではせっせっと春に向けて作品作りまるで土の中で春を感じてもぞもぞしている虫のようです。