新しい生地を現在製作しています。生地ができるまでにはたくさんの工程があります。色を考えるのもその一つです。いつも大事にしていることがあります。模様の絵が頭の中に浮かんだときの、最初のアイディアを大事にするということです。まだそれは紙に描かれていない絵ですが、ちゃんと色がついて、はっきりとした言葉で説明できる模様となって浮かんできます。最初に思い描いた絵を描き込んで消して直したり、付け足したり、減らしたりして進めていきますが、迷ったときは最初のアイディアにもどりもう一度やり直す。それを何度か繰り返しているうちに模様がはっきりとしてきて出来上がっていきます。 色決めも同じで最初に思い描いた色を軸にしながら作っていきます。生地に染めてみないとわからない。色を入稿するまでは何度も調整を繰り返します。ひょっとすると模様を作るより悩む時間は長いかもしれません・・・。どの色も綺麗です その色に染まって生地が出来るといいなと思います。
東急ハンズ名古屋が作り発行しているフリーペーパー、HANDS BOX (ハンズボックス)ハンズボックスの6号に点と線模様製作所について、取材して下さった記事が掲載されています。東急ハンズ名古屋店とANNEX店にて配布されています。6号のテーマは「温故創新」、全てのページに作ることの楽しさがあふれている読み応えのある冊子です。店頭などで見つけられた際はぜひご覧になってみて下さい。
bard garden 鳥の庭。 山のふもと 川の横に庭が面しているので、いろいろな鳥が姿を見せます。とにかく葉がおいしげるまでの楽しい一時です。あっという間に茂るのでタイミングよく見ることが出来るのは3週間ほどです。葉がしげってしまうととたんに姿が見えなくなってしまうのです。見つけられないだけでしょうか。山に鳴き声が響きます。
庭のそこら辺りにある木の花などを飾りました。フキ、ムスカリ、ミント、ナナカマド、何かの木の花、何かの木の花は何という名かわからない。ライラックの野生のようでもあり…ニセアカシアの花のようでもあり…でもそれらとは高さが違ったり葉の種類や花の形が違ったり、図鑑で調べたらウワズミザクラという木ににていると思いました。とてもいい香りがします。木いっぱいに花がついています。