



「雪かきのあとで」 09年の春夏にむけて製作した新しい柄の一つです。どうして暖かい季節に「雪」なのでしょうか。
これは雪かきをした後に自分の後ろからできてくる、「かきあと」を題材にした模様です。雪国に住む人にはおなじみの光景ですよね。大雪が降った日の朝、汗をかきながら雪かきを一生懸命やっている。まっすぐにしていたつもりが、いつの間にやらあっちにこっちに・・・ふと見上げた空は澄みきった青空でした。寒いのですがその強い光にまだ半年先の夏を思い出してクレヨンで大きく大きく描いた模様です。製作の時期が近づいてくるにつれて、このストライプ模様は海を思わせるような色で染めたいなと思いました。一つは深い海を思わせるような明るいネイビーにもう一つはレンガ色と赤を混ぜた優しい赤色に染め上げました
コサインさんの展示販売で風呂敷やバックといった形になって、初お目見えいたします。

以前に漆塗りの展示でご紹介した旭川の 「toil gallery」で5月19日~6月30日の期間で展示販売をいたします。テーマは「北の模様帖」
北海道で生活しながら模様作りをしていることから、その中で、目にした風景や植物、動物などを題材に模様を作りました。北海道の皆様には初めてお目にかける機会ができました。一枚々、模様をまとめた手帖を楽しんでめくっていただけたらと思います。 展示に向けて作っている布絵や新しく染めた新柄。それを使って仕立ているバックのことなどをこれからブログで紹介していきます。 ★展示販売の詳細も後日、UPいたします

手芸キットを販売しているホビーラホビーレが作っている。雑誌ラプーラに図案を提供しました。 ホビーラホビーレ → http://www.hobbyra-hobbyre.com/
私が図案提供した素材は、マーサという和紙を素材としたリボン状の糸で、ガーラント状に花を散りばめた模様にしました。糸がリボン状になっているので細かな刺繍は少し苦手という方でもざっくざっく刺していただける素材です。
グラデーションに染められている糸を中心に模様をつくりました。ピンクから紫へといったように、色の移りがあるので一輪、刺繍するだけでも華やかで動きが出る模様ができます。ざっくりとした風合いに上品さがある素材です。木の取っ手を組み合わせて初夏の爽やかな印象になるように仕上げました。お買い物やお出かけなどいろいろな場面で使っていただきたいなと思っています。
★ラプーラの購入は全国有名書店及び、ネット通販アマゾンなどで購入することができます。
