2011.spring/summer 新柄の生地が仲間入りします。タンポポ畑を題材にした”tanpopo”と、普段と違う視点で描いた外の植物の世界”wild flower”の2種です。定番のオックス（裏地無でエコバッグが作れるような厚さ）と薄手のキャンブリックに染めています。通信販売と春から回る”北の模様帖”で皆様にお届けいたします。WEBページの“北の模様帖”からもご覧いただくことができます。

tanpopo
広い大地一面に咲くタンポポ。風が吹くとさわさわと揺れ、黄色と緑の波がたつようです。春、一瞬の風景を模様にしました。

wild flower
植物をよく見ると花には細い線が入り、円形状に並ぶ種など規則的で繊細な世界が広がっています。普段とは違う視点で外の世界を描いた模様です。

今日は朝から雪でしたね。山のほうは街よりも少し多いようです。明日はどんな景色が見られるか楽しみです。雪模様が似合う季節となってきました。１２月はいろいろな催しや集まりが多い月ですね。少しドレスアップして出かけませんか。チョロンさんに納めた生地が素敵なお洋服なって店頭に並んでいます。綿サテンという生地に模様を染めています。独特の光沢がでる織り方で滑らかな印象の生地です。シルクサテンよりも優しい風合いの光沢があります。ワンピースはカーディガンなどと組み合わせて着るととても相性がいいです。小物やあわせるお洋服で華やかになったりカジュアルな印象になったりと、いろいろな表情が出てきます。チョロン代官山で行われている展示販売も、残すところあと少しとなりました。足をお運び下さった皆様、誠にありがとうございました。あと二日、日程がございます。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄り下さいませ　！

cholon の洋服地を作りました。模様の名前は　“初雪のころ”といいます。cholonのオーナーさんが名づけられました。冬のふわふわと降る雪景色を模様にした洋服地を作りたいという要望をもとに制作を進めました。北海道に住んでいるといろいろな雪の降り方が見られます。上に下に巻き上がるように吹雪く雪。雨のように細かく落ちる雪。紙をちぎったように降るぼたん雪。風に吹かれて枝からさらさらとはなれる雪・・・・・。いろいろな雪の景色があります。中でもふわふわと降る雪景色は、寒いはずなのに暖かくやさしい気持ちにしてくれる景色です。ゆっくりと空を漂いながら落ちてくることから、先を急いでいた気持ちもゆったりとしてきそうです。ゆったりとした中にも雪と雪の間にリズムをおりこみながら、初雪の頃の弾むような気持ちの模様を作りました。毎日のお洋服をオリジナルで作っているcholonのならではの題材の生地となっています。

どうぞ、店頭で目にされた際にはお手にとって見てください。お色は黒とグレーの２色があり、ワンピースとタックスカートに仕立てられております。どちらもリボンでウエストを調整するタイプとなっておりとても着やすそうです。綿サテンのさりげない光沢がクリスマスやお正月といった行事が続く毎日を、華やかに彩ってくれることと思います。

★　お洋服のお問い合わせは　 　→　　cholon　まで

新作の生地　“roadside”　です。道の横に咲いている草花の間を昆虫たちが飛びまわる。この模様ははじめ草はらを題材に模様を作っていました。染め物の業者さんが道草と呼んだことがきっかけで、小学生の頃に道草しながら帰ったことを思い出しました。その道中を思い出しながら道ばたにさく草花を模様にしました。道草という言葉を聞いたときに、学校から帰った道をおもいだしました。犬をみにいったり、花の蜜をすったり、近道を見つけたり・・・。なかなか家にたどり着きません。この間もそんな子供達の姿にあいました。ころころところがるようにおしゃべりしながら帰っていきます。あっちをのぞいたり、こっちをとってみたり。道ばたに咲いている花やそこに集まる昆虫たちは、小さな子供達にとって名も無き友達かもしれないなと思いました。

チョロン代官山で行われる“北の模様帖”で“mori”とともに、“roadside”の生地も切り売りをいたします。ガーデニングの作業着や ランチョンマットなどを作ってみてはいかがでしょうか。食卓や庭仕事の時間が楽しくなるかもしれませんね。

北の模様帖　in cholon　代官山　　　“北の模様帖”展で生地の切り売りをいたします。オックス地の生地に染めています。密度が詰まった生地で適度な厚さと程よい重さがありミシンかけにも最適です。￥２，８００／ｍ　　５０ｃｍから１０ｃｍ単位でお切り致します。