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2009.04.10|desk
cate

手刺しの生地

a-051

手刺しの生地を製作するときは刺繍台が大切な相棒です。この刺繍台が作業の効率を上げてくれます。全体のバランスが見渡せる。手を使い刺し進めることができる。大きな面積の生地ができる・・・などなど

以前は小さな刺繍枠で刺していたので小さな生地しか作ることができませんでした。しかし、この刺繍台に出会ってからは、大きな生地を作ることができるようになり、室内を飾ったり、身につけたりする生地へと模様の幅が広がりました。

写真は「山の森」を題材にした模様です。木々が幾重にも重って深い森になっていく様子を題材にしました。山の森が春から夏にかけて移ってゆくときの様子は、今にも動き出しそうな迫力を感じます。この感覚は学生時代を過ごした旭川で経験しました。山や田畑にに囲まれて圧倒的な風景の迫力を感じました。模様作りの原点です。