ブログten
2011.05.03|北の模様帖, 掲載物
cate

倉敷意匠より新しい紙ものカタログが発売となりました。編集は倉敷の紙ものでおなじみのdrop aroundさんが担当されております。商品の紹介とそれにまつわる読み物がプラスされた読んで楽しいカタログです。ten to senからはレタープレス(活版印刷)で模様をつけたコースターやカード、ワックスペーパーのブッグカバーなど普段使いや贈り物にも喜ばれる紙ものを「北の模様帖」として図案を作っています。カタログは書店や倉敷意匠の通販サイトなどでお買い求めいただけます。ぜひお手に取ってご覧ください。  倉敷意匠計画室http://www.classiky.co.jp/

2011.04.21|embroidary, event, news, 掲載物
cate

倉敷意匠分室から新しいカタログが出来ました。『生き物をめぐる22人の作り手たちの物語』というタイトルです。点と線模様製作所から刺繍の生地で作ったバッグを掲載しています。「刺繍のバッグを掲載しませんか」とお話がきたのが一昨年のこと。刺繍の生地を作りたいと思い工場を探しては、なかなかうまく進まないを繰り返しているときでした。倉敷さんからの言葉は刺繍の生地作りを後押ししてくれることとなりました。22人作り手の方が植物、動物、昆虫など思い々の生き物を題材にアクセサリーや陶器、扇子、など生活を楽しく彩る物作りをしています。同じ北海道からは旭川の漆作家である堀内亜理子さんもうるしのブローチを掲載されています。書店や雑貨店などでカタログを見かけた際にはご覧になってみてください。少し先のにっていではありますが企画展も予定されております。一堂に集まり直接見ることのできる数少ない機会だと思います。こちらもぜひ合わせてご来場くださいませ。

『生き物をめぐる22人の作り手たちの物語』
倉敷意匠分室カタログ5
編集発行:有限会社 倉敷意匠計画室
http://www.classiky.co.jp/
E-mail : info@classiky.co.jp


 

企画展のご案内
倉敷意匠分室展
『生き物をめぐる22人の作り手たちの物語』

京   都 / 恵文社一乗寺店 生活館ミニギャラリー
2011年6月18日(土)~7月1日(金)
10:00~22:00(最終日のみ10:00~18:00)

東   京 / SFTギャラリー(国立新美術館B1)
2011年9月14日(水)~10月17日(月)
10:00~18:00(金曜日のみ~20:00)火曜日定休

2011.03.09|掲載物
cate


青木恵理子さん著作の『麻ひもとリネンで編むバッグ』にten to senの生地がアレンジ例のページに掲載されています。丸と四角底のトートバッグを使い8通りのアレンジが掲載されています。同じバッグに少し手を加えるだけで雰囲気に変化があります。どれも簡単なアレンジ方法なので参考にしてみてはいかがでしょうか。かぎ針で作るバッグなので棒針が苦手な方でもこつこつと挑戦できそうです。糸の素材感が生かされたシンプルなデザインになっており、普段使いに活躍しそうなものばかりです。これからの暖かい季節に向けてピッタリなバッグができそうです!
『麻ひもとリネンで編むバッグ』は主婦の友社から発行されています。本屋さんで見かけた際にはぜひお手に取ってみてください。
ISBN978-4-07-274312-6 C5077

2010.11.23|掲載物
cate

e794bbe5838f-189

e794bbe5838f-191

 札幌と東京・代官山にあるcholonの本が主婦の友社から出版されました。cholonのオーナーである菊池智子さんが、スタートされた時からのことを文字と写真で綴ったcholonの本になっています。一緒に作った生地「春風の頃」ができるまでが掲載されており、作業場の風景や工場で生地を染めているようすなどが紹介されています。現在、cholon代官山で行われている「北の模様帖」でも、写真パネルでページが展示されております。会場にお越しの際はぜひあわせてご覧くださいませ 。帯をはずした表紙は白い文字が印象的です。版を使って刷ったような雰囲気も感じさせ、本棚に立てておきたくなるような装丁です。

2010.11.16|掲載物
cate

e794bbe5838f-187

e794bbe5838f-185

BNN新社から出版された「夢見るデザインプロダクト」に生地が掲載されています。バックなどの布小物も扱っていますが、全ての源である生地を掲載していただきました。海外のデザイナーが手がけてプロダクトも掲載されており、今のステーショナリーやインテリアツール、ファッション雑貨などが紹介されています。タイトルのとおり、身に着けたり、飾ったりすると夢が広がる製品ばかりです。製品というと機会や道具、工学的に考え作られたものを想像してしまいがちですが、雑貨とくくられる商品も1つの製品です。使われる時やその製品が置かれている風景などを想像しながら作ります。普段、雑貨とひとくくりにしてしまうかもしれない商品が、「製品」として背筋を伸ばし写真で紹介されている本です。発行者 株式会社ビーエヌエヌ新社 ISBN 978-4-86100-735-4 ¥2,300+税

2010.09.03|desk, 掲載物
cate

e794bbe5838f-009

東海大学北方生活研究所の所報「NR+」に「北国の小さなテキスタイルメーカーについて」という題で文章を寄稿しました。東海大学北方生活研究所は東海大の旭川校舎に設置された研究所で、北をテーマにさまざまな活動を行っています。 私はこの旭川校舎で学びました。09年7月1日に self  introduction と題して、同大学の伊地知先生とともにお話の会をさせて頂いたことがきっかけで、今回所報に寄稿させてもらいました。1年に1度、所報として出されるのでそれらの多くが前年度にあった活動をまとめたものや寄稿された文章でまとめられています。今までに35冊の所報がまとめられています。北国の生活や文化にまつわることを研究し活動してきた35冊の重みを感じます。昨年はフィンユール邸の実測をまとめた特集もあり、35冊のNR+は北にまつわる興味深い内容にあふれています。下に私が寄稿した文章を掲載します。 真摯に学び研究する人たちと同じ姿勢でありつづけたいとあらためて思いました。以下が寄稿した内容です。

~北国の小さなテキスタイルメーカーについて~

「暮らしが線でつながり年月となって引き継がれていくように」という願いをこめ“点と線模様製作所”は2008年にスタートしました。身近な風景や植物を題材に模様作りを行い、刺繍の図案やファブリックパターンの製作とオリジナルの生地販売を行っています。ソーイングやインテリアの材料として使われる生地を提案したいと考え、暮らしに寄り添える模様作りを目指しています。風景や植物といった目に見えるもの。また冬の寒さや雨の音といった目には見えない題材など、デザインソースとなるものは身の回りにあふれています。スケッチや観察、気づきを大切にしながら思い浮かぶアイディアを描きます。効果的な柄の大きさや方向、色などを調整し図案化していきます。椅子に座り心地があるように、模様は視覚からうける心理的な感覚が使い心地になります。刺激が強すぎる色の組み合わせや構図は、使い方を誤ると気持ちが疲労してしまう原因となります。生活の場で使われる模様は「落ち着いた」「大胆な」など様々な種類がありますが、全てにおいて健康的で使う人や空間を最もよく表現し支えることが大切な要素だと思います。生地の染めは少量を作るのに適した手捺染という方法を使用しています。生地表面に直接色糊を置き、熱処理などを施し模様を染める方法です。長い染め台に生地を貼り、型を置いて位置をずらしながら染めていく方法で、職人の手によって染められています。他に製版所、生地問屋など一反の生地ができるには多くの工程を経ています。出来上がった生地の一部は縫製業者に依頼しバックなどに加工し製品となります。シーズン毎に流行を取り入れた、たくさんの生地が作られています。北海道はテキスタイルを生み出すには産地から遠く非常にハンディがある土地です。しかし、逆に言えば入れ替わりの早いテキスタイル業界から距離があることで、生活を見つめ一緒に年月を過ごしていけるスタンダードな模様ができるのではないかと思っています。昨年からは小さな小さなメーカーとして歩み始めました。まだまだ経験浅く自分の仕事を作っている途中です。様々な人との出会いによって進んでいけることを願っています。  点と線模様製作所  岡理恵子

2010.06.21|掲載物
cate

e794bbe5838f-38357

東急ハンズ名古屋が作り発行しているフリーペーパー、HANDS BOX (ハンズボックス)ハンズボックスの6号に点と線模様製作所について、取材して下さった記事が掲載されています。東急ハンズ名古屋店とANNEX店にて配布されています。6号のテーマは「温故創新」、全てのページに作ることの楽しさがあふれている読み応えのある冊子です。店頭などで見つけられた際はぜひご覧になってみて下さい。

2010.01.07|掲載物
cate

 cci20100104_00004

“AIR DO”の機内誌『rapora』の「北海道発!とっておき雪みやげ」というページに、雪を題材に作った模様 “結晶”のハンカチなどが紹介されています。AIR DO にご乗られた際にはぜひご覧になってみて下さい。“結晶”は窓辺に打ちつける雪を窓越しに見たときにできた模様です。この季節、北海道は雪の国になっています真っ白で一番きれいな時だとおもいます。ぜひ、街を離れて雪景色を楽しんで欲しいです。

ten to sen